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26年ぶりの大雪に見舞われた新潟県からは雪掻きや交通遮断のニュースばかりが報道されているが、どっこい、えちごびとは寒さのなかで縮こまってばかりじゃないぞというしらせが届いた。
新潟では「新潟日報」という地方紙が広く購読されている。この新聞社は「新潟文化」という雑誌を発行している。“人と風土が築き上げてきた地域の文化を掘り起こし、新潟の魅力や可能性を考える文化情報誌”がコンセプトのこの雑誌は、毎号、ふるさと新潟をさまざまにクロースアップしている。その「新潟文化」がスポーツかくれんぼ「良寛杯(りょうかんボウル)」を次号に取り上げるとのことで、エキシビションマッチが実施されることになったという報である。
江戸後期の禅僧である良寛和尚は新潟の誇りであり良心と、いまもたくさんの人に愛され慕われている。今回の取材は良寛和尚との関わりからとのことで、そうであればと良寛和尚の顕彰活動に取り組んでいる「良寛の里活性化研究会」の面々が対応することになった。
とは言ってもこの雪のなかである。良寛和尚も普段暮らす国上山の五合庵から冬期は里の家(木村家だったか)に居を移していたのだから、雪が積もった野外でのエキシビションは困難ではないだろうかと案じていたところ、2月11日、長岡市の情報拠点として昨年オープンした「メディアぷらっと」で開催されたのであった。
スポーツかくれんぼ史上最小のステージ。「メディアぷらっと」がコンベンションホールのようなものと思っていたら、そこは新潟日報長岡支社/新潟日報旅行社であり、なるほど、写真をみると、機長姿のハニカミ王子や生命保険会社の広告ツールが置かれた商用空間で、プレーヤーが密集しながらお手本を披露しているのである。
しかし、さすがに良寛の里の精鋭たちであった。それなりの見せ場をつくりだし、取材記者のまなこをかく乱したようだ。願わくは、3月20日発行「新潟文化 第18号」に良寛和尚のこともスポーツかくれんぼのことも、春に萌える草原での笑みあふれる戯れのように再構成してほしいな。
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